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YouTubeのサムネの作り方について、初期に知っておきたかった3つのこと[本音]

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YouTubeのサムネの作り方について、初期に知っておきたかった3つのこと[本音]

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YouTubeのサムネの作り方がわからず、最初は真っ黒な背景に文字だけを置いた画像を投稿して、クリック率が1%を切るという散々な経験をしました。そこから色々なツールを試し、今ではCastifyという自動化ツールを作りながら、効率よく画像を作る手順を自分なりに固めています。今回は、デザインセンスがない僕がどうやってこの問題を乗り越えたか、実際の体験をそのまま書こうと思います。

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センスがない僕がYouTubeのサムネで絶望した最初の体験

センスがない僕がYouTubeのサムネで絶望した最初の体験 - youtube サムネ 作り方

動画の内容には自信があるのに、YouTubeのサムネの作り方が全く分からなくて公開ボタンを押す手が止まってしまった経験はないでしょうか。最初は「中身が良ければ誰かが見つけてくれるはずだ」と甘く考えていました。何時間もかけて台本を書き、録り直してやっと動画が完成したのに、最後の画像一枚の作業で完全に手が止まったのです。とりあえず他人の真似をして文字を大きくし派手な色を使ってみたものの、完成した画像は素人っぽくて自分でもクリックしたいと思えない代物でした。結果として初期の動画はアクセスがほとんどなく、どんなに中身を頑張っても入り口がダメなら誰にも見てもらえないという厳しい現実を突きつけられました。

デザインの知識がない人間にとって、魅力的な画像を作る作業は想像以上に苦痛を伴います。文字のフォントを明朝体にするかゴシック体にするかだけで30分悩み、画面とにらめっこしながら数値を少しずつ変えてみるものの、出来上がるのはいつもパッとしないボヤけた画像ばかりでした。当時の僕はPhotoshopなどのプロ向けツールを使えばプロのような画像が作れるはずだと勘違いし、高いお金を払ってソフトを契約しました。しかし機能が多すぎてどこから手をつければいいのか全く分からず、チュートリアルを見るだけで週末が終わってしまう始末です。結局、ツールが優れていても、何を見せたいかという根本的な設計ができていなければ意味がないのだと思い知らされました。

そんな失敗を繰り返すうちに、僕は一つの大きな勘違いをしていることに気がつきました。それは、自分に足りないのは「デザインのセンス」だと思い込んでいたことです。色使いやレイアウトの美しさばかりを気にしていましたが、実際に伸びている人の画像をよく観察してみると、必ずしも芸術的に美しいわけではありませんでした。テレビ番組のテロップのように、少し下品であっても一瞬で目を引きつけるフックこそが、無名の個人が戦うための最大の武器になるのだと気づいたのです。この事実に気づいてから、僕は美しいデザインを作ることを諦め、文字でいかに興味を惹くかという一点に絞ってやり方を根本から見直すことにしました。

どうして素人のYouTubeのサムネはクリックされないのか

どうして素人のYouTubeのサムネはクリックされないのか - youtube サムネ 作り方

では、なぜ僕を含めた初心者が作るYouTubeのサムネは、信じられないほどクリックされないのでしょうか。色々な作り方を試行錯誤していく中で分かったのは、作り手が「伝えたいこと」と、視聴者が「知りたいこと」の間に絶望的なほどのズレがあるという事実でした。動画を作った本人は、その動画にどれだけの労力がかかっているかを知っているので、あれもこれも全部画像に詰め込もうとしてしまいます。例えば、「初心者向け!たった3分でできる〇〇の完全マニュアル」という長いタイトルを、そのまま全部画像の中に入れてしまうようなケースです。これではスマホの小さな画面で見たときに文字が潰れて読めず、視聴者は一瞬でスクロールして別の動画に行ってしまいます。

もう一つの大きな罠は、自分の動画がすでに誰かに認知されているという「無意識の思い上がり」です。有名なインフルエンサーであれば、自分の顔を大きく載せて「ご報告」と一言書くだけで何十万人も見てくれますが、名前も知られていない個人開発者が同じことをやっても誰の興味も惹きません。無名であるという現実を受け入れず、有名人でもないのに自分の顔をサムネにデカデカと載せるという痛恨のミスをしてしまい、客観視の重要性を身をもって学びました。僕自身、自分の顔出し画像を使ってドヤ顔でツールを紹介したことがありましたが、その動画のクリック率は過去最低を記録し、自分の立ち位置が見えていないことの恥ずかしさに悶絶しました。

さらに僕を苦しめたのが、デザインのセオリーとされる「余白」や「配色のルール」に縛られすぎたことです。ネットで「クリックされる画像の条件」と検索すると、補色を使えだの、三分割法を意識しろだの、初心者を混乱させる専門用語が大量に出てきます。それを真面目に守ろうとするあまり、情報量が極端に少ない無難なだけの画像が完成してしまうのです。実際のプラットフォームを見渡せば、わざと文字を斜めにしたり、少し毒のある色使いをしたりして、違意感を作ることで目を引いているコンテンツが溢れています。教科書通りの美しいサムネを作ることが目的になってしまい、最も重要な「目立つこと」から逃げてしまっていたのだと、後になって痛感しました。

そして最後に、一度作ったものを絶対に修正しない「出しっぱなしの悪習」と、ターゲット層の不在が成長を止めていました。動画公開直後の数時間はクリック率がリアルタイムで更新されますが、数字が悪くても「作り直すのが面倒」と放置してしまっていたのです。一発勝負で正解を出せる天才ならともかく、凡人は打席に立つ回数を増やすしかありません。さらに、20代エンジニア向けの内容なのに可愛いポップなフォントを使うなど、誰に届けたいのかという解像度が低いまま画像を作り、ミスマッチが頻発していました。ダメならすぐ見切るという身軽さと、届けたい相手を明確に想像する思考の両方が決定的に欠けていたのです。

Castify

試行錯誤の末にたどり着いたYouTubeのサムネの作り方

試行錯誤の末にたどり着いたYouTubeのサムネの作り方 - youtube サムネ 作り方

こうした数々の失敗を経て、現在の僕が実践しているYouTubeのサムネの作り方は、非常にシンプルで機械的な作業に落ち着いています。まず最初にやることは、画像編集ソフトを開くことではなく、テキストエディタに「視聴者が一番驚くであろう事実」を20文字以内で書き出すことです。例えば、自動化ツールについて語る動画なら「AIの凄さ」ではなく「手作業を3日やめた結果」のように、少し生々しい体験の言葉に変換します。この20文字が決まるまでは絶対にデザイン作業には入りません。言葉の強さが画像の強さの8割を決めるという確信があるからです。この短いキャッチコピーを決める過程で、何度も消しては書き直す泥臭い作業を繰り返しますが、ここが一番時間をかけるべきポイントだと思っています。

キャッチコピーが決まったら、次はCanvaというブラウザ上で動くデザインツールを開きます。以前は高機能なソフトを使って迷子になっていましたが、今は自分用のテンプレートを3パターンだけ用意して、それ以外は一切使わないという厳しいルールを設けました。具体的には「文字だけがドカンと乗っているパターン」「ビフォーアフターを左右で比較するパターン」「画面のスクリーンショットに赤丸がついているパターン」の3つです。このテンプレートに先ほど考えた20文字を流し込むだけで、最低限のサムネの体裁が整うようにしています。選択肢を極限まで減らしたことで、どれにしようかと迷う無駄な時間が消滅し、作業にかかる精神的なハードルが劇的に下がりました。

さらに最近では、この単純作業すらも自動化できないかと考えて、自分が開発しているCastifyというツールに機能の一部を組み込んでみました。Castifyは元々YouTubeの動画からSNS投稿用のテキストを生成するSaaSですが、その過程で動画の中で一番盛り上がった発言をAIに抽出させ、それをそのまま画像に載せる言葉の候補として提案する仕組みを追加したのです。これによって、ゼロからキャッチコピーをウンウン唸って考える必要がなくなり、AIが出してくれた候補の中から直感で選ぶだけで済むようになりました。自分で作ったツールで自分の悩みが解決していく過程は、個人開発をやっていて一番楽しい瞬間でもあります。

そして完成した画像をYouTubeに設定した後も、僕の作業は終わりません。必ず2日後にはアナリティクスを開き、クリック率が想定を下回っていたら用意しておいた別のテンプレートの画像に容赦なく差し替えます。最初は面倒に思えたこのサムネの差し替え作業も、テストを繰り返すゲームだと捉え直すことで数字の動きを楽しめるようになりました。同時に、画像内の要素の優先順位も明確にし、一番目立たせるべき20文字のキャッチコピーとメインの被写体以外はすべて排除することにしました。あれもこれも見せたいという自分のエゴを抑え込み、引き算の思考でテストを繰り返せるようになったことが、最も大きな成長だったと感じています。

効率化する中でやってしまった失敗と今のルール

効率化する中でやってしまった失敗と今のルール - youtube サムネ 作り方

こうして自分なりのテンプレートとルールを作り、作業時間は格段に短くなったのですが、効率を追い求めた結果としてやってしまった手痛い失敗もありました。その一つが、AIに丸投げしすぎて「どこかで見たことある量産型の画像」を大量に生み出してしまったことです。一時期、画像生成AIを使って背景イラストを自動で作らせることにハマっていました。確かに数秒でクオリティの高いイラストが出てくるのですが、それをYouTubeのサムネに使うと、なぜか全くクリックされないのです。後になって理由を分析すると、AIが作る綺麗なイラストは人間味や泥臭さが完全に欠落しており、視聴者に「これは広告だ」と無意識に警戒させてしまうという事実が分かりました。

もう一つの失敗は、文字のインパクトを追求するあまり、動画の実際の内容とかけ離れた過激な言葉を使ってしまったことです。「これを知らないと人生終わります」といったような、いわゆる煽り文句を多用した画像を作ったことがあります。確かにその動画は一時的にクリック率が跳ね上がりましたが、動画の再生維持率は数秒で急降下し、コメント欄には「中身がない」「釣り動画だ」という厳しい声が並びました。作り方として数字を追うのは正しいのですが、期待値をコントロールできずに視聴者を裏切ってしまえば、長期的な信頼は一瞬で崩れ去ります。この痛い経験から、僕は「動画で実際に言っていない言葉は絶対に画像に使わない」という自分なりの鉄の掟を設けることになりました。

また、ツールの便利さに溺れて、スマホでの見え方の確認をサボったことも大きな機会損失を生みました。PCの大きな画面でCanvaを開いて作業していると、つい細かい装飾や小さな文字を入れてしまいがちです。ある時、自信満々で公開した動画の反応が鈍かったため、試しに自分のスマホから確認してみると、右下に表示される動画の時間の黒い帯が、画像の一番重要な文字を綺麗に隠してしまっていました。どれだけキャッチコピーを練り込んでも、物理的に読めなければ存在しないのと同じです。それ以来、僕は完成した画像を必ず一度自分のスマホに送り、画面を限界まで暗くした状態でも文字が読めるかどうかを確認する手順を必須にしています。

最後に陥りがちな落とし穴として、他人の成功パターンを思考停止でパクってしまう危険性や、一つの正解に固執してしまう罠にも触れておきます。登録者100万人のYouTuberが文字なしの顔アップで数字を取っているのを見て真似したことがありますが、何者でもない人間がやっても無意味でした。また「前回はこの構成で伸びたから」と毎回同じパターンを使っていると視聴者はすぐに飽きてしまいます。自分のフェーズに合っているかを疑い続け、時にはあえてセオリーから外れた画像を作ってテストする余裕を持つことが大切です。効率化は作業を楽にしますが、発信者自身の熱量や工夫まで失ってしまっては本末転倒です。

Castify

小さな実験を繰り返して自分なりの正解を見つける

小さな実験を繰り返して自分なりの正解を見つける - youtube サムネ 作り方

ここまで、僕がYouTubeのサムネの作り方で苦労した話と、そこから学んだ現在の運用手順について正直に書いてきました。最初は「なんでこんな画像一枚で悩まなきゃいけないんだ」と本気で思っていましたが、真剣に向き合ってみると、これは単なるデザインの作業ではなく「自分が誰に何を伝えたいのか」を極限まで言語化する訓練なのだと気づくことができました。派手な色を使ったり奇抜なフォントを使ったりすることよりも、視聴者の心に刺さるたった一言を見つけ出すことの方が、はるかに難しいけれど価値のある作業です。

もし今、昔の僕と同じように動画が完成した後の最後の作業で手が止まってしまっている人がいたら、まずは難しく考えるのをやめて、テキストエディタに一番伝えたい言葉を20文字で書き出すことから始めてみてください。完璧なデザインを目指す必要はありません。少し不格好でも、あなたの熱量や生々しい体験が伝わる言葉が乗っていれば、必ずクリックしてくれる人はいます。そしてダメだったら、また違う言葉を乗せて試せばいいだけです。この泥臭い実験の繰り返しこそが、結局は一番の近道なのだと今は確信しています。

僕自身も、まだまだ毎日が試行錯誤の連続です。自分の動画の数字を見ては落ち込み、少しやり方を変えては小さな手応えを感じる日々を繰り返しています。でも、そうやって一つずつ自分の中の仮説を検証していく過程は、個人開発で新しい機能を作ってユーザーの反応を見るのと全く同じ面白さがあると感じています。これからも、失敗を恐れずに色々なパターンを試し、気づいたことがあればまたこうして記事にして共有していこうと思います。皆さんも、重く考えすぎずに、まずは手元のテキストエディタで言葉を書き出すところから始めてみてはどうでしょうか。

Castify(YouTube動画からSNS投稿を自動生成するツール)はこちら →

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Yu

大塚湧|Aperone 創設者

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